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清姫もみじ(玉姫)
昭和42年の41回国風展で現園主高橋定嗣12歳の時に国風展初入選です。
Succulents
清姫もみじ
・清姫もみじは、女性的な優美さ、貴族のような気品を持った、八ヶ房系モミジ代表樹種として、多くの盆栽趣味家もあいだで珍重されています。
・清姫もみじの由来は戦前のことですが、和歌山県御坊市で洋服店を経営していた趣味家の玉置氏が発見されたものであり、近くの八幡山神社に、階段を挟んで左側に二本、右側に一本モミジがあり、そのうち左側の木から実生をしたところ、1本だけ3~4年生になっても大きくならず、枝数だけが多いという変種がでました。玉置氏は誰にも譲ろうとせず、ご自分でその苗木を親木として繁殖させたのですが、先代の大柏園園主高橋秀佳は戦時中も懇意にしていた関係で、玉置氏が戦後病没される寸前に、親木のほか子木も含めて、譲り受け、清姫もみじと命名しました。。その後、八幡山神社のモミジは、台風によって、左側の2本は倒れてしまいました。そして、右側の1本から出た実生変種が清姫の2号品種として出廻るようになりましたが、こちらはやや葉が粗いようです。
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